日産自動車(株)は、高性能触媒技術を採用し、米国カリフォルニア州の排出ガス規制「SULEVレベル」を可能とするクリーンディーゼル技術を発表した。同社では、クリーンディーゼル技術として、燃焼技術(MK燃焼)、高性能触媒技術(HC・NOxトラップ触媒)、高度エンジン制御技術の3つを有している。今回発表したHC・NOxトラップ触媒技術の特長は、NOxをトラップして浄化する層にHCの吸着層を追加し、吸着したHCと微量のO2を利用してNOx還元効率の高いH2やCOを生成して高効率なNOx浄化を実現することだという。