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 全日本空輸(株)、空港の業務車両に電気自動車を積極導入

発表日:2012.02.23


  全日本空輸(株)は、全国の空港で電気自動車を積極的に導入することとし、その一環として平成24年2月24日(金)から、成田空港内で業務を行うグループ企業(新東京空港事業(株))が電気自動車を導入すると発表した。電気自動車は、従前のガソリン・ディーゼル車に比べて、走行中における二酸化炭素の排出量を大きく低減するとともに大気汚染を防ぐことが可能であり、空港のような限られたエリア内で効率よく走り回ることに適している。同社グループでは、以前から空港内の航空機整備工場や貨物倉庫(上屋)等の屋内作業用として、小型牽引車、フォークリフト等への電気自動車の導入を全国空港で進めてきた。今回、成田空港で地上ハンドリングを行っている新東京空港事業(株)において、空港内での係員の移動や備品類の運搬等に使用する業務連絡車として、電気自動車を導入する。なお、同社が今年度中に導入予定の電気自動車3台(うち2台は羽田空港に配備)を1年間運用することで、約5トン(杉の木約400本分の年間平均吸収量に相当)の二酸化炭素を削減することができるという。

情報源 全日本空輸(株) プレスリリース
機関 全日本空輸(株)
分野 地球環境
大気環境
キーワード CO2 | 電気自動車 | 大気汚染 | 二酸化炭素 | ANA | 空港 | 全日本空輸 | 成田空港 | 業務車両 | 地上ハンドリング
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