全日本空輸(株)は、同社の成田=瀋陽線を、燃料節減・CO2排出量削減および時間短縮が実現可能な新飛行経路に変更し、2010年7月1日(木)より運航を開始すると発表した。ロシアを経由して中国・瀋陽に入る新飛行経路は、従来の韓国を経由する経路に比べて、年間の燃料節減効果が約100万ポンド(約56万リットル、ドラム缶約2800本分)、CO2削減効果は年間約1400トンとなる見込み。また、飛行時間は、一般的な飛行条件(気象、高度、速度等)で約10分~20分の短縮となる。同社は、2008年11月に、運輸業界として初めて、環境省より「エコ・ファースト」企業に認定され、環境保全行動に取り組むトップランナー企業として、これまでにもオペレーションに関する様々な部門で、燃料節減・CO2削減をはじめとする環境負荷低減に積極的に取組んできた。今回の新経路設定も、その取組みの一環として実現した。
情報源 |
全日本空輸(株) ニュースリリース
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機関 | 全日本空輸(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 環境負荷 | 環境省 | エコ・ファースト | 時間短縮 | 燃料 | ANA | 全日本空輸 | 瀋陽 | 飛行経路 |
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