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 シャープ(株)など、イタリアで5か所の太陽光発電所の稼動を開始

発表日:2012.04.12


  シャープ(株)は、イタリアのエネル・グリーン・パワー社(EGP)との合弁会社が、イタリアで5か所(合計約14.4MW)の太陽光発電所を2012年3月末より稼動開始したと発表した。この合弁会社(Enel Green Power & Sharp Solar Energy S.r.l.:以下、ESSE)は、太陽光独立発電事業(IPP)を行うために2010年7月に設立されたもので、今回稼動した5か所の太陽光発電所では、2011年12月に稼動した同社、EGP、STマイクロエレクトロニクス社の3社による薄膜太陽電池生産の合弁会社「3Sun S.r.l.」で一貫生産した薄膜太陽電池モジュールを採用。5か所の合計太陽電池設置容量は、約14.4MWで、年間予測発電量は、イタリアの一般的な家庭の年間消費電力量の約7,200世帯分に相当する年間1,950万kWhとなり、約1万トンのCO2排出削減に貢献できるという。ESSEは、今後2016年末までに累計500MW以上の規模となる複数の太陽光発電所の建設を予定しており、今後、イタリアで生産した薄膜太陽電池モジュールの強みを活かせる地中海地域を中心に、欧州、中東、アフリカで発電事業を展開していくという。

情報源 シャープ(株) ニュースリリース
機関 シャープ(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | CO2 | シャープ | 欧州 | 地中海 | 薄膜太陽電池 | イタリア | EGP | ST | ESSE
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