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 (独)港湾空港技術研究所、ノルウェー研究機関と底質環境改善等に係る共同研究を開始

発表日:2012.05.07


  国土交通省は、(独)港湾空港技術研究所(PARI)とノルウェー地盤工学研究所(NGI)が、平成24年5月9日(水)に研究協力覚書(MOU)に署名し、底質環境改善等に係る共同研究を開始すると発表した。両者の交流は、1990年代より地盤工学分野で活発に行われ、研究者を双方に派遣してきた。さらに、近年は環境分野での交流も行い、例えば2010年度にPARIの研究者が、海底の化学物質汚染対策と浚渫土砂管理の研究のために、NGIに3か月滞在した。また、2011年度には、環境化学を専門とするNGI研究者を日本に招待し、研究機関等において沿岸海域の化学物質汚染とその対策に関するセミナーなどを開催してきた。今回の研究協力覚書(MOU)の署名により、環境分野や地盤工学のみならず、津波防災や自然再生エネルギーなどの幅広い分野の交流・研究開発がより活発化し、今後、両国間の防災対策技術の向上やエネルギー効率化技術の発展等も期待されるという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省 (独)港湾空港技術研究所
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 化学物質 | 国土交通省 | 共同研究 | 底質 | 沿岸 | ノルウェー | 海底 | 港湾空港技術研究所 | 自然再生エネルギー | 地盤工学
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