(株)ノザワは、タイル製造メーカーの近江窯業(株)及び(株)平田タイルと共同で、タイル意匠を持ちあわせた新しいタイプの壁面緑化を開発したと発表した。建築物等の壁面緑化は、ヒートアイランド現象緩和、美観向上、環境負荷低減等の観点より、近年注目を集めている。今回開発した製品は、緑化植物の登はん補助材を兼ねた特殊タイルを壁面に設置することにより、従来必要であった緑化取り付け金物の設置の必要が無く、従来の壁面緑化に比べ高意匠性でありながら、低コストの壁面緑化を実現したもの。植栽を登はんさせる為のワイヤー等の金物が無いため、植物はタイル表面を自然な状態で登ることができる。また、壁面上部からの潅水とアイビータイルによる水の拡散効果により壁面を一様に冷却することで、植物がタイル面に付着しやすくなり、植物の生長が従来の壁面緑化より向上するとともに、夏場の室内環境改善にも寄与する。同社では、平成24年5月17日からPRを開始し、7月から出荷対応するという。
情報源 |
(株)ノザワ ニュースリリース(PDF)
(株)ノザワ 商品イメージ(PDF) |
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機関 | (株)ノザワ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境負荷 | 壁面緑化 | 建築物 | ヒートアイランド現象 | 植物 | 植栽 | ノザワ | タイル | 近江窯業 | 平田タイル |
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