東京都は、平成26年度における大規模事業所の温室効果ガス削減実績を公表した。これは、平成22年度から環境確保条例に基づき開始した、大規模事業所に対する「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」(キャップ&トレード制度)において、第一計画期間の最終年度である平成26年度の削減実績(平成27年度提出)を集計し、削減実績をまとめたもの。これによると、大規模事業所の平成26年度CO2排出量は、対象事業所の総床面積が増加する中でも25%削減を達成した。第一計画期間の5年間では、約1400万トンの排出削減となり、これは約130万世帯のCO2排出量(5年分)に相当(都内世帯総数の2割に相当)する。さらに、同期間は9割の事業所が自らの省エネ対策により義務達成の見込みで、対象事業所では今後も更なる省エネ対策を計画している。都では、平成27年度から開始している第二計画期間でも、引き続き対象事業所におけるCO2削減を促進していくという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 地球温暖化 | 東京都 | 温室効果ガス | 計画 | 排出量取引 | CO2排出量 | 環境確保条例 | 大規模事業所 |
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