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 東芝など、自立運転機能付き家庭用燃料電池を開発

発表日:2012.06.25


  (株)東芝および東芝燃料電池システム(株)は、停電時でも運転を継続できる自立運転機能付き家庭用燃料電池「エネファーム」を開発し、東芝燃料電池システムから販売元である都市ガス会社やLPガス販売会社向けに、2012年6月25日から出荷を開始すると発表した。新製品は、2012年3月から出荷している世界最高水準(2012年6月現在、東芝調べ)の総合効率94%を実現したエネファームに、業界で初めてバッテリーを必要としない自立運転機能を搭載したモデル。エネファームが発電中であれば、停電時でも運転を継続できるため、万が一停電が発生した場合でも、テレビやノートパソコン、電気スタンド、扇風機などが自立運転時の専用コンセントを介して継続利用できる。また、自立切換ボックスを設置することによって、停電時でも給湯機(貯湯ユニット)の電源を商用電源のコンセントからエネファーム側につなぎ換えることなく、そのまま給湯できるという。なお、エネファームが発電していない時や、ガスの供給が停止している場合は、自立機能は作動しない。

情報源 東芝 ニュースリリース
機関 (株)東芝
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 家庭用 | 東芝 | 給湯 | エネファーム | 高効率 | 停電 | 自立運転 | 東芝燃料電池システム
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