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 (株)東芝など、家庭用燃料電池エネファームの新製品を開発

発表日:2011.12.20


  (株)東芝と東芝燃料電池システム(株)は、家庭用燃料電池(PEFC)「エネファーム」の新製品を開発したと発表した。燃料電池は、都市ガスやLPガスなどから取り出した水素と空気中の酸素を利用して、水の電気分解の逆の化学反応により直接電気へ変換し、発電するシステム。今回開発した製品は、都市ガスとLPガスのほか、国産天然ガスにも対応し、発電効率は、都市ガス使用で38.5%以上、LPガス使用で37.5%以上、総合効率94%以上を達成した。また、技術開発による部品点数の削減、低コスト材料の採用などによる20%以上のコストダウン(現行品比)や、燃料電池ユニット・排熱利用給湯暖房ユニットの小型化による高い省スペース性(設置面積1.9m2)を実現した。同社は、2012年3月から大阪ガス(株)や東邦ガス(株)などの都市ガス会社・LPガス販売会社向けに新製品の出荷を開始するという。

情報源 (株)東芝 ニュースリリース
大阪ガス(株) プレスリリース
東邦ガス(株) プレスリリース
機関 (株)東芝 東芝燃料電池システム(株)(現東芝エネルギーシステムズ) 大阪ガス(株) 東邦ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | PEFC | 発電効率 | 家庭用 | 東芝 | 大阪ガス | 都市ガス | 東邦ガス | エネファーム | LPガス
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