JX日鉱日石エネルギー(株)は、家庭用燃料電池(エネファーム)のラインアップを拡充し、現行のPEFC型に加えて、新たにSOFC型の販売を開始すると発表した。家庭用燃料電池(エネファーム)は、LPガスや都市ガスから取り出した水素により発電するシステムで、自宅で発電するため送電ロスがなく、発電時に発生する熱を給湯や暖房に利用することで、高いエネルギー利用効率を実現した省エネ性能に優れた機器である。また、太陽光発電システムとの組み合わせによるダブル発電により、さらなるCO2排出量の削減や売電量の増加も可能となる。今回、2011年4月より、現行機(PEFC型)の価格を値下げするとともに、同年10月より、よりコンパクトで発電効率を向上させた新型機(SOFC型)を発売する。同機は、現行機に比べ約40%(容積比)小型化するとともに、定格発電効率45%を実現。CO2排出量は、従来のエネルギーシステム(火力発電所からの電気と、従来のガス給湯器を使用した場合)に比べて、約40%削減できるという。
情報源 |
JX日鉱日石エネルギー(株) ニュースリリース
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機関 | JX日鉱日石エネルギー(株)(現:JXTGエネルギー(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | CO2 | 水素 | SOFC | PEFC | 発電効率 | 家庭用 | 給湯 | エネファーム | JX日鉱日石エネルギー |
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