神奈川県は、民間施設を対象とする「屋根貸しマッチング事業」を開始すると発表した。同県では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を積極的に活用し、太陽光発電設備の県有施設への導入を推進するため、全国に先駆けて「屋根貸し」事業を開始している。今回、民間施設への普及を図り、太陽光発電設備の導入を加速化させるため、「屋根貸しマッチング事業」を開始することとなった。同事業では、「屋根貸し」を希望する民間施設と、「屋根借り」を希望する事業者をそれぞれ公募し、県のホームページに掲載することにより、太陽光発電設備の導入に向けた双方の主体的な協議を促進する。登録期間は、「屋根貸し」希望施設が、登録後6か月が経過する日が属する月の月末までで、「屋根借り」希望事業者が、登録後1年が経過する日が属する月の月末まで、である。同県では、申請受付を平成24年9月7日から開始しており、随時、受け付けている。