埼玉県は、第一次県有施設屋根貸し太陽光発電事業の発電事業者を決定したと発表した。同県では、平成24年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、「屋根貸し」による太陽光発電事業が可能となったことから、太陽光発電の新たな普及拡大策として、県有施設の屋根貸しによる太陽光発電設置を推進している。事業者は、行政財産使用許可を受けた上で、使用料を納付して施設の屋根を借り受け、太陽光発電事業を行う。今回、第1次分として、「埼玉エコタウンプロジェクト」を推進する5市町の県有施設で先行実施する事業者を公募・審査した結果、3事業者を選定した。これにより、12施設25棟の県有施設の屋根に、新たに1.3MW(予定)の太陽光発電設備が設置され、住宅310軒分に相当する電力が発電される予定。