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 コカ・コーラシステム、コーヒーかすから活性炭を製造、簡易カイロとしての再生利用を開始

発表日:2008.06.05


  コカ・コーラシステムは、工場廃棄物の約80%を占めるコーヒーかす、茶かすの有効活用の一環として、コーヒーかすにより製造された活性炭を使用し、簡易カイロ(使い切りカイロ)原材料としての再生利用を開始する。これは清涼飲料業界で初めての取組となる。コカ・コーラシステムでは、関東近郊の3工場(多摩、埼玉、茨城)における製品製造過程で排出されたコーヒーかすを活性炭製造事業者である(株)リバーライト環境研究所に提供。そこで製造された活性炭がカイロメーカーに提供され、簡易カイロの原材料として活用される。なお、活性炭製造は、コーヒーかすの従来の主な資源活用方法である堆肥製造に較べ、約50%のCO2排出削減が可能という。今後コカ・コーラシステムでは、工場の製品製造過程に用いる排水処理用ろ過フィルターへの活性炭の活用可能性についても検討を予定している。

情報源 日本コカ・コーラ(株) ニュースリリース
機関 日本コカ・コーラ(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード CO2 | コーヒーかす | カイロ | コカ・コーラ | 活性炭 | 再生利用
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