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 (株)ウェザーニューズ、2012年夏のゲリラ雷雨のまとめを発表

発表日:2012.10.12


  (株)ウェザーニューズは、2012年夏のゲリラ雷雨のまとめを発表した。とりまとめによると、2012年夏のゲリラ雷雨は全国で2,799回発生した。傾向としては、西日本で発生回数が多く、中でも近畿エリアで多発。大阪府では225回と東京都(69回)の約3倍となった。これは、東~北日本で高気圧が強く、西日本に湿った空気が流れ込みやすくなったためと考えられる。同社では、局地的かつ突発的に発生する「ゲリラ雷雨」を事前に予測し、その危険性をいち早く知らせるため、全国の参加者と、雨雲を高頻度で観測する小型レーダー、気象観測システムの解析データを用いた、「ゲリラ雷雨防衛隊」を発足し、監視体制の強化に努めている。今年は新たにオクラホマ大学とウェザーニューズの共同研究による、雲写真の自動解析技術の運用化を実施し、ウェザーリポートの活用スピードを大幅に改善することに成功した。同社では、来年も引き続き、「ゲリラ雷雨防衛隊」への参加を広く呼びかけ、ゲリラ雷雨による被害軽減に努めていく予定という。

情報源 (株)ウェザーニューズ ニュースリリース(PDF)
機関 (株)ウェザーニューズ
分野 地球環境
キーワード ウェザーニューズ | 解析 | 気象観測 | レーダー | ゲリラ雷雨 | 雨雲
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