気象庁は、理化学研究所 革新知能統合研究センター(以下「AIPセンター」)と気象観測・予測へのAI技術の活用に向けた共同研究の成果を発表した。気象庁は「2030年に向けた数値予報技術開発重点計画」に沿った取組の一つとして、平成31年1月に、気象観測・予測へのAI技術の活用に向けた共同研究契約をAIPセンターと締結した。両者は、気象観測データ(ビッグデータ)の品質管理と面的解析手法のAIによる高度化により、気温観測データの品質管理・解析にAI技術を活用する研究を進めた。様々な気象データや標高などの土地情報から、AIにより全国1kmメッシュの現在の気温の値を推定する技術を開発し、推定精度などの確認を行った。今後は、共同研究の成果を踏まえ、同庁において複数のAI技術を組み合わせた精度向上と、同庁の観測データのみならず、地方公共団体、研究機関、民間事業者等による気象観測データの利用に向けた技術開発を実施するという。
情報源 |
気象庁 報道発表資料
気象観測・予測へのAI技術の活用に向けた共同研究の成果について(PDF) |
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機関 | 気象庁 理化学研究所 革新知能統合研究センター |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 気象庁 | 理化学研究所 | 気象観測 | 気象観測データ | ビッグデータ | AI | ディープラーニング | 統合型ガイダンス | 革新知能統合研究センター | 1kmメッシュ |
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