神奈川県は、伊勢原市で小型家電の回収事業を実施すると発表した。携帯電話やデジタルカメラといった小型家電には、レアメタルや有用金属などの資源が使われているが、現状では、国内での資源回収が遅れている。同県では、平成25年4月に施行される小型家電リサイクル法に先行して、有用な資源の回収だけでなく障害者の社会参加の促進も図るという観点から、市町村が小型家電を福祉事業所へ引き渡し、そこで分解・分別したものをリサイクル事業者へ引き渡す事業モデルを市町村に提案している。今回、このモデルによる第1号として、伊勢原市で小型家電の回収を平成25年1月から開始する。回収する小型家電は、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタル等携帯音楽プレーヤー、携帯型ゲーム機器など。市の収集運搬車が不燃物の集積所で、不燃ごみの中から小型家電のピックアップ(抜き取り)を行うほか、市役所などの公共施設に回収ボックスを設置し回収する予定という。
情報源 |
神奈川県 記者発表資料
|
---|---|
機関 | 神奈川県 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | レアメタル | 回収 | 神奈川県 | 小型家電 | 資源循環 | 有用金属 | 伊勢原市 |
関連ニュース |