バハマ、パリ協定の批准書を寄託
発表日:2016.08.23
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2016年8月22日にバハマがパリ協定への批准書を国連に寄託したと発表した。気候変動に関するパリ協定は、フランスのパリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された。2016年4月22日にはニューヨーク国連本部で国連事務総長主催のハイレベル署名式が行われ、174か国と欧州連合が同協定に署名、うち15か国は批准書の寄託も行った。2016年8月22日の時点で、同協定の署名国は180か国、うち23か国は批准書、受諾書または承認書の寄託も完了しており、これら23か国の温室効果ガス排出量を合わせると世界全体の1.08%となる。パリ協定は、UNFCCC締約国のうち、温室効果ガス排出量の合計が世界全体の55%以上に達すると推定される55か国以上が批准書、受諾書、承認書または加入書を寄託してから30日後に発効することになっている。同協定の署名国や批准、発効などの状況に関する公式情報は、「国連条約集」のウェブサイトで閲覧できる。
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