国連環境計画と世界保健機関、内分泌かく乱物質に関するさらなる研究を求める報告書を発表

発表日:2013.02.19

国連環境計画(UNEP)と世界保健機関は、内分泌かく乱物質(EDC)に関する最新の科学的知見をまとめた新たな報告書を発表した。EDCは、電子機器、殺虫剤、化粧品などに含まれ、廃棄物や排水などを通じて環境に入り込む。体内に入るとがんや神経系の発達障害の原因となるなど健康被害を引き起こし、野生生物にも深刻な影響を及ぼしているという。報告書では、EDCと健康・環境問題との関連性を十分理解し疾病リスクや関連コストを軽減するために、さらに研究が必要であるとし、1)未知のEDC、発生源、曝露経路を特定するための包括的な試験方法、2)人間や野生生物への影響を特定するための科学的証拠、3)製品や原料の化学物資に関する報告や情報、4)科学者や国家間でのデータの共有による途上国等への情報提供、などの提言を示した。UNEP事務局長は、「新たな試験方法や研究に投資することで、EDC曝露による損失に対する理解が深まり、グリーン経済への移行に寄与する合理的な選択肢や代替物質の促進が可能となる」と述べた。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 野生生物 | 国連環境計画 | UNEP | 廃棄物 | 世界保健機関 | 排水 | 健康被害 | 内分泌かく乱物質 | EDC
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