中国環境保護部(MEP)は、国内のすべての省、自治区、直轄市および国有8企業の、2012年の汚染物質排出削減を検証し、第12次五カ年計画期間中の、総汚染削減への目標責任の実施状況を検証したと発表した。MEPによると、一部の地域または企業で、汚染削減総量に依然、深刻な問題が存在することが確認され、1)河南省等4者の石炭火力発電施設の新設・改修・拡張の環境評価と承認は、既定の脱硫・脱硝の義務不実施により中止、2)海南省東方市などの6都市の、化学的酸素要求量(COD)・アンモニア排出を増加させた建設プロジェクトについては、既定の義務(都市汚水処理施設の建設等)の不実施により環境評価を中止、3)汚水処理施設を規定通り運転しなかった16企業と、南寧市の製紙業者はブラックリストに掲載し、指定期間内の修正を命令、4)脱硫施設を定期的に運転しなかった、あるいはモニタリングデータに不正のあった15企業は、ブラックリストに掲載し、指定期間内の修正等を命令した。MEPは、上記の省や市および企業の是正状況を追跡するとしている。
情報源 | 中国環境保護部(MEP) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国環境保護部(MEP) |
分野 | 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 汚水処理 | 脱硫 | 脱硝 | 汚染物質 | 排出削減 | 排出量 | COD | 中国環境保護部 | MEP | 環境評価 |
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