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 アメリカ環境保護庁、クリーンディーゼル新興技術に補助

発表日:2008.07.21


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、粒子状物質・NOx基準の強化に先駆け、ディーゼルエンジン搭載のバスやトラック、船舶、機関車、オフロード車からの大気汚染物質を削減する新興技術の活用事業に、約340万ドルを補助する。補助制度は新興技術の開発・商業化を支援するプログラム(ETP)の下で運用され、州、地方自治体、NPO、交通機関、教育機関等が申請できる。新興技術メーカーは、これらの団体と連携し、技術の実地データや走行実績を得ることが可能。補助申請は2008年9月21日まで、最終結果は12月に公表予定。なお、新興技術とは、ディーゼルエンジン・機器からの排出削減装置等で、EPAやカリフォルニア州大気資源委員会(ARB)の認定・認証を受けていないものを指す。既にネットテクノロジー社のオフロード車用尿素SCR(選択触媒還元)方式等が新興技術リストに掲載されているが、メーカーが申請書と試験計画書をEPAかARBに提出し、審査後、承認されると、同リストに追加される。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 大気環境
キーワード クリーンディーゼル | NOx | アメリカ環境保護庁 | EPA | 粒子状物質 | 大気汚染物質
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