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 IPCC、「京都議定書から生じる補助的手法とグッドプラクティスガイダンス」最終草案へのコメント受付を開始

発表日:2013.08.30


  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、「京都議定書から生じる補助的手法とグッドプラクティスガイダンス2013年改定追補」(2013年京都議定書追補)最終草案へのコメント受付を開始したと発表した。IPCCは、温室効果ガスの排出・吸収量推定方法に関する事実上の国際基準として、2003年に「土地利用・土地利用変化及び林業に関するグッドプラクティスガイダンス」を発行したが、京都議定書の締約国から、2011年末の国連気候変動枠組条約ダーバン合意に沿った見直し・改定を要請されていた。このためIPCCは、2012年6月から、森林管理、自然のかく乱、湿地の排水・再湿地化等に関する京都議定書の新たな規則等に対応した追補の作成作業を行っていた。「2013年京都議定書追補」は、科学専門家による第1草案レビュー、政府・専門家による第2草案レビューをすでに終えている。最終草案は、2013年9月29日まで各国政府のコメントを受付けた後、2013年10月にグルジアで開催されるIPCC第37回総会で正式に採択される予定である。

情報源 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース(PDF) 温室効果ガスインベントリタスクフォース(TFI)2013年京都議定書追補に関する委任事項(PDF)
国・地域 国際機関
機関 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 京都議定書 | IPCC | 森林管理 | 湿地 | 政府間パネル | ダーバン合意
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