気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、「2006年国別温暖化ガスインベントリ・ガイドラインに対する2013年追補:湿地」最終草案へのコメント受付を開始したと発表した。IPCCは、温室効果ガスの排出・吸収量推定方法に関する事実上の国際基準として「2006年国別温暖化ガスインベントリ・ガイドライン」を作成したが、2010年に気候変動枠組条約から、泥炭地の再湿地化や回復に主眼を置いた湿地に関する算定法の明確化を求められた。このためIPCCは、2011年5月、温室効果ガスインベントリタスクフォース(TFI)に対し、湿地に関する算定法のガイドライン作成を依頼していた。排出係数初期値などを含む「2013年湿地追補」は、科学専門家による第1草案レビュー、政府・専門家による第2草案レビューをすでに終えている。最終草案は、2013年9月8日まで各国政府のコメントを受付けた後、2013年10月にグルジアで開催されるIPCC第37回総会で正式に採択される予定である。
情報源 | 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース(PDF) 温室効果ガスインベントリタスクフォース(TFI) 2013年湿地追補 |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 気候変動 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | ガイドライン | IPCC | 湿地 | インベントリ | 政府間パネル | TFI |
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