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 国連総会、ワシントン条約採択の3月3日を「世界野生生物の日」と決定

発表日:2013.12.23


  国連総会は、野生動植物についての認識を広めるために、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(ワシントン条約:CITES)が採択された3月3日を「世界野生生物の日」とすることを決議した。これは、2013年3月の第16回CITES締約国会議の決議を受けたもので、国連総会は、野生生物の固有の価値と、その持続可能な開発や人間の幸福へのさまざまな貢献を再確認した。国連総会はまた、CITESが、国際貿易によって種の存続が脅かされないようにするための重要な役割を果たすとし、CITES事務局に「世界野生生物の日」の実施を担当するよう要請した。スカンロンCITES事務局長は、「世界野生生物の日は、野生生物の美しさや多様さを愛で、その保護が多くの利益をもたらすことへの認識を高める良い機会である。同時に、野生生物犯罪との闘いを強化することが緊急に必要であることも忘れてはならない」と述べ、国連機関を始め、空港、博物館、学校など、関心のあるすべての団体や個人がこの日の行事に参加するよう呼びかけた。

情報源 ワシントン条約(CITES)事務局 プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 ワシントン条約(CITES)事務局
分野 自然環境 環境総合
キーワード 国連 | 野生生物 | 絶滅危惧種 | ワシントン条約 | 野生動植物 | CITES
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