第16回ワシントン条約締約国会議、野生動植物の乱獲乱伐や違法取引、密猟をテーマに開幕

発表日:2013.03.03

第16回ワシントン条約(CITES)締約国会議が、野生動植物の乱獲乱伐や違法取引、密猟をテーマに、2013年3月3日から14日までバンコクで開催される。会議には、世界177か国の政府、先住民、非政府組織、企業から約2000名の代表が参加する。CITESによる野生生物取引制度は40年前に設けられたが、密猟や違法売買の増加、世界の海洋資源や森林資源の乱獲乱伐による破壊に関して国際的な懸念が高まっている。このため会議では、サメやエイなど海洋生物種、マダガスカルなど樹木種、エクアドルのビクーニャ群、淡水カメ、カエル、ワニ、観賞植物、薬草その他多数の動植物の保全と持続可能な利用を目指す70件の条約附属書改正提案の採否を検討する。また、象牙やサイの角の違法取引撲滅の取組強化方法、各国の義務履行のための財政支援方法等も話し合われる。UNEPのシュタイナー事務局長は、「現在、CITESの重要性は40年前と同等、あるいはそれ以上に高まっている」とし、締約国会議の成果に期待を表明した。

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