ボン条約(CMS)事務局とアフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定(AEWA)事務局は、ボン条約とそれに基づく諸協定の各国担当者(フォーカルポイント)向けのマニュアルを公開したと発表した。ボン条約ウェブサイトで公開されたこのマニュアルには、条約を効果的に実施できるように、条約の背景情報、各国の条約担当者の役割や職務、各国における条約の実施方法、国別報告の手順等のほか、締約国会議やその他関連会合への準備についても示されている。ボン条約締約国会議の決議10.6(能力構築戦略(2012-2014))では、事務局に対し、同条約の常設委員会や科学委員会、同条約に基づく諸協定の事務局やその科学助言機関などと協力して、締約国の能力を強化するツールを作成するよう求めており、このマニュアルはこの要請への対応として作成されたものである。今年スタートする予定のポータルサイトとこのマニュアルにより、各国の担当者が意思決定や知見の共有、条約関連の様々な仕事の賢明な管理等に積極的に参加できるようになると期待されている。
情報源 | ボン条約(CMS)事務局 プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | ボン条約(CMS)事務局 |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 渡り鳥 | マニュアル | アフリカ | ボン条約 | ユーラシア | 水鳥 | AEWA | CMS |
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