カナダ環境省は、五大湖地域で実施する新たな環境浄化プロジェクトを発表した。五大湖周辺で環境・水質が著しく劣化した「懸念地域」で、27の新プロジェクトを実施することを決め、これに政府は五大湖サステナビリティ基金から150万ドルを助成する。そのうち41万3000ドルが、セントクレア川とデトロイト川の懸念地域の4つのプロジェクトに割り当てられる。パートナーからの出資を加えると、両河川のプロジェクトへの出資額は合計186万ドルになると見積もられている。1989年以降、五大湖サステナビリティ基金は五大湖懸念地域の浄化のため900以上のプロジェクトを支援してきた。プロジェクトでは、魚類および野生生物の生息地や個体群の回復、汚染底質の除去、都市下水や雨水流出による汚染管理などを目的としている。この取り組みはカナダ国家自然保護計画と連携し、カナダの土地と水資源を保護・復元することで、国民と自然をつなぐ役割を果たしているという。
情報源 | カナダ環境省 プレスリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ環境省 |
分野 | 自然環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 環境浄化 | カナダ環境省 | 五大湖 | 水質汚染 | セントクレア川 | デトロイト川 |
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