カナダ環境省は、「カナダ国家自然保護計画」の進捗状況を公表し、計画が大きく前進していると強調した。同計画はハーパー首相が2014年5月に発表したもので、国民と豊かな自然遺産を結びつけることに重点を置き、国民が地域の自然環境を保護・再生できるようにする組織的なアプローチを提供している。政府はこれまでに、「カナダ湿地保全基金」の設立、「生息地管理プログラム」の拡大、五大湖の水質および生態系の健全性に関する政府・オンタリオ州間の新たな協定の締結など、全国の利害関係者等と協力し、国内外のパートナーシップの拡大、強化、継続に取り組んできた。また、国民と自然との結びつきを強めるため、10か所の国立野生動物保護区を選定した。保護区では今後、一般の利用増加を目的とした投資を行い、インフラの整備や散策道の設置などによって環境負荷の少ない利用を促進する。この他、NPOへの支援を通じた子供たちへの自然に関する学習機会の提供や44番目の国立公園となるナーツィチョオ国立公園の創設などさまざまな取り組みを行っている。
情報源 | カナダ環境省 プレスリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ環境省 |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 計画 | カナダ環境省 | 湿地 | 自然保護 | 自然環境 | 生息地 | 五大湖 | 国立公園 | 自然遺産 | 保護区 |
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