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 国連環境計画、環境分野の功績を称える国連「地球大賞」の2014年受賞者を発表

発表日:2014.11.07


  国連環境計画は、国連最高の環境賞である「地球大賞」の2014年受賞者を発表した。同賞は2005年に始まり、政策、科学、新事業、市民社会活動の各分野で顕著な貢献を果たした指導者や先駆者に贈られる。2014年の受賞者は、政策の分野では、生物多様性の保護を国家政策とすることで経済・環境の回復力を強化したパラオ大統領のトミー・レメンゲサウ氏と、主要途上国で初めて自発的に温室効果ガス削減を約束したインドネシア第6代大統領のスシロ・バンバン・ユドヨノ氏。新事業の分野では、建物や地域社会の設計・建築・管理方法を刷新した「アメリカ緑の建築協議会」。科学の分野では、オゾン層破壊や地球温暖化等の科学的解明を推進した環境科学者ロバート・ワトソン氏。市民社会活動の分野では、世界的な海洋プラスチックごみ問題を独自の方法で解決する取組と、戦争の只中で環境・社会の回復力を高める取組の創始者らが受賞した。授賞式は2014年11月19日にワシントンD.C.のスミソニアン博物館で行われる。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 環境総合
キーワード 生物多様性 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | オゾン層 | 建築 | 国連環境計画 | UNEP | 政策 | 海洋ゴミ | 地球大賞
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