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 保護地域のガバナンス・管理向上のための情報総覧をIUCN等が公表

発表日:2014.11.20


  国際自然保護連合(IUCN)と生物多様性条約(CBD)事務局は、IUCNの第6回世界国立公園会議の期間中、「保護地域のガバナンスと管理」と題する情報総覧を公表した。これは、保護地域のガバナンスと管理を効果的に向上させるため、保護地域の管理当局幹部から現場職員まで保護地域の管理に携わるすべての人々の能力開発に役立つ最新の技術情報を提供するもので、執筆に169名が参加している。CBDのディアス事務局長は、「能力開発は、CBD保護地域作業プログラムの効果的な実施に極めて重要であり、愛知目標だけでなく持続可能な開発目標案やポスト2015開発アジェンダの達成も促進する」と述べ、またIUCN生物多様性保全グループのスマート氏は、「情報総覧で示された豊富な情報に基づき行動することは、愛知目標11(保護地域が生物多様性に極めて重要な地域を保全し、連結され、適切に管理される)の達成に向け世界が確実に前進するのに役立つ」と期待を寄せた。この総覧は2015年2月にオンラインで無料公開される予定である。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD) 国際自然保護連合(IUCN)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 国際自然保護連合 | IUCN | 生物多様性条約 | CBD | 愛知目標 | 保護地域
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