自然環境保全欧州センター(ECNC)は、「ナチュラ2000生物地理プロセス」の次のフェーズを開始する会合を開催した。この「プロセス」は、欧州の自然保護地域ネットワーク「ナチュラ2000」に関する加盟国の取組を支援し、生物地理区ごとに、複数関係者の協力を通じたナチュラ2000の効果的な管理やモニタリングを実現するため、2012年に欧州委員会(EC)が立ち上げた。ECを代表してECNCが中心となって実施し、官民の自然保護機関等が協力している。ECNCによると、新フェーズでも同プロセスは引き続き拡大し、2015年から2017年にかけて生物地理区ごとにキックオフセミナーとレビューセミナーが予定されている。また、共通の具体的優先課題での前進を図り、18のテーマ別ネットワーク形成イベントも計画されている。これは、ナチュラ2000のための関係者間の連携促進を目指すもので、特に生息地と生物種の状況改善に必要な管理方法についての新たな知見と実践的ノウハウの開発が重点になるという。
情報源 | 自然環境保全欧州センター(ECNC) プレスリリース ナチュラ2000生物地理プロセス情報文書 ナチュラ2000プラットフォーム FAQ |
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国・地域 | EU |
機関 | 自然環境保全欧州センター(ECNC) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 欧州委員会 | 自然環境保全欧州センター | ECNC | 自然保護 | 生息地 | 生物種 | ナチュラ2000 | 生物地理区 |
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