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 世界資源研究所、ベリーズのサンゴ礁とマングローブの経済的評価を提示

発表日:2008.11.14


  世界資源研究所(WRI)と世界自然保護基金(WWF)は、カリブ海のベリーズのサンゴ礁やマングローブが年間3億9500万~5億5900万ドルの経済的価値を創出しているという報告書を発表した。これは、サンゴ礁やマングローブがもたらす財とサービスを貨幣価値に換算したもので、これらの危機的な資源の管理について、十分な情報に基づく意思決定に資すると期待される。報告書では、サンゴ礁やマングローブに関する観光は年間1億5000万~1億9600万ドル(カリブ諸国のGDPの12~15%)、関連漁業は年間1400万~1600万ドルの経済的価値を創出していると評価。侵食や波による被害の防止額は、サンゴ礁で年間1億2000万~1億8000万ドル、マングローブで年間1億1100万~1億6700万ドルに達する。沿岸部への投資や政策決定で、サンゴ礁やマングローブが提供する財やサービスは見過ごされたり、過小評価されがちで、これらの保護への投資額は経済貢献に比して非常に少ないという。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 自然環境
キーワード サンゴ礁 | 世界資源研究所 | WRI | マングローブ | WWF | 世界自然保護基金
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