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 アメリカエネルギー省、太陽光から人工光合成で輸送用液体燃料を生成する取組に7500万ドルを拠出

発表日:2015.04.28


  アメリカエネルギー省(DOE)は、人工光合成ジョイントセンター(JCAP)に新たに7500万ドルを拠出することを発表した。2010年、DOEは複数の機関から多様な専門的背景を持つ研究者を集め、統合型研究センター「エネルギーイノベーションハブ」を設立した。JCAPはその1つであり、人工光合成を利用して太陽光、水、CO2から輸送用液体燃料を生成する研究に取り組んでいる。過去5年間に、JCAPは高度特性評価ツールや独自の自動ハイスループット実験(大規模な材料ライブラリを迅速に作成・選別し、人工光合成システムのための構成要素を同定する)を開発した。今回の資金拠出を受け、JCAPは今後5年間にこれらの最先端技術を活用し、太陽光を利用して輸送用液体燃料を生成するための科学的ブレークスルーを目指すという。JCAPは、カルフォルニア工科大学とローレンス・バークレー国立研究所が共同運営しており、両機関の研究施設で研究活動を行っている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | 輸送 | 太陽光 | 液体燃料 | 人工光合成
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