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 アメリカエネルギー省、41件の革新的エネルギー技術事業に計1億2500万ドルを拠出

発表日:2015.11.23


  アメリカエネルギー省(DOE)は、エネルギー先端研究計画局(ARPA-E)の「OPEN2015」プログラムから、41件の最先端のエネルギー技術事業に計1億2500万ドルを拠出すると発表した。同プログラムは、技術的および商業的に影響力があるが、民間部門が投資する段階には至っていない革新的な技術開発を援助するもので、今回の助成は2009年と2012年に続き3度目となる。2015年度は、輸送、発電および送電、エネルギー効率など10分野の技術開発に助成金を提供する。助成対象機関のうち大学は約36%、中小企業は約39%、大企業と国立研究所はそれぞれ約10%、非営利機関は約5%を占めている。例えば、バージニア大学は、タービンブレードへの負荷を軽減し超軽量化を実現する先端技術を使い50メガワットの風力タービンを設計するという。DOEは、アメリカはこれらの事業への投資によって、国連気候変動パリ会議の先を見据え、気候変動に対処する技術開発と低炭素型経済の構築に取り組むとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | 技術開発 | 発電 | エネルギー効率 | 送電 | 輸送
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