海外ニュース


 アメリカエネルギー省、輸送用バッテリーとエネルギー貯蔵に関する新イノベーションハブを創設

発表日:2012.02.07


  アメリカエネルギー省は、輸送用バッテリーとエネルギー貯蔵に関する先進的な研究開発のため、新たなイノベーションハブを創設し、5年間で最大1億2000万ドルの投資を行う計画を発表した。このうち2012年度は、最大2000万ドルを投入する予定で、様々な分野の専門家チームを集め、主に、輸送用のエネルギー貯蔵や、送電網に関する学際的な研究開発に取り組む。これにより、送電網の信頼性と効率性を高め、再生可能エネルギー技術の統合を進め、電気自動車やハイブリット車の利用も促進する。ハブの設立は、オバマ政権によるクリーンエネルギーの包括的研究戦略の一環であり、分野横断的なチームとすることで、エネルギー技術の研究から技術開発、商業展開に至るまでの過程を短縮するとともに、新たな素材や装置の開発など、アメリカがバッテリー技術市場の最先端を維持していくための新たな構想やアプローチの構築を目指すという。この事業への応募対象者は、大学や国立研究所等の研究チームで、応募期限は2012年5月31日となっている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 電気自動車 | アメリカエネルギー省 | DOE | バッテリー | クリーンエネルギー | 輸送 | 送電網 | イノベーション | エネルギー貯蔵 | ハイブリット車
関連ニュース

関連する環境技術