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 アメリカエネルギー省、屋根の交換と新築時の太陽光発電導入にコスト削減の可能性があると分析

発表日:2018.02.08


  アメリカエネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、2030年までの住宅用太陽光発電(PV)のコスト削減工程表を公表し、屋根の交換または新築でPVを導入することがコスト削減の機会となり、2030年までのコスト目標を達成できるとする分析結果を報告した。NRELは、2030年までに住宅用PVコストをキロワット時あたり5セントに引き下げるという目標を設定している。この分析では、コスト節約と市場成長の大きな可能性を示している2つの市場区分(屋根の交換及び新築時のPV導入)について、導入コスト削減の重要な4つの機会(市場の成熟、ビジネスモデル統合、製品のイノベーション、スケールメリット)を特定。2030年の導入コストを2017年第1四半期と比較してコスト削減機会の影響を評価し、市場区分ごとに目標達成への道筋を描いた。その結果、2030年の住宅用PVの導入コストは2017年第1四半期と比べ、新築時の導入では61%、屋根の交換時の導入では55%削減できることが分かったという。

情報源 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 太陽光発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | 住宅用 | PV | 新築 | 屋根 | NREL | アメリカ国立再生可能エネルギー研究所
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