アメリカ環境保護庁(EPA)主導の五大湖省庁間タスクフォースは、五大湖回復計画(GLRI)の新たな行動計画(2015~2019年度)を公表した。計画の重点として、1)懸念地域の浄化、2)侵入種の防除、3)有害な藻類の発生に寄与する栄養塩の流出削減、4)在来種の保護を目的とした生息地の回復、などが盛り込まれた。GLRIは、五大湖の環境の保護と回復を目指し、2010年にEPAを中心に立ち上げられたイニシアティブで、これまでに2000件を超える環境保護プロジェクトに資金を提供している。農務省や内務省、陸軍工兵隊のほか、周辺地域の農家などさまざまなパートナーが協力して五大湖の健全性の回復に取り組んでおり、現在、アメリカ史上最も大規模な保護イニシアティブだという。同タスクフォースの議長を務めるマッカーシーEPA長官は、五大湖の生態系への脅威を戦略的に重点化し、長期目標に向けた進展を加速させるため、今後5年間も引き続きGLRIのリソースを活用していくとの考えを示した。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 水質浄化 | 行動計画 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 栄養塩 | 生息地 | 五大湖 | 環境保護 | 侵入種 | 環境回復 |
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