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 アメリカ環境保護庁、五大湖グリーンインフラ助成対象プロジェクトを沿岸諸都市で募集

発表日:2013.07.26


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖沿岸の22都市に対し、「五大湖修復イニシアティブ」助成への応募を呼び掛けた。同イニシアティブは、汚染物質を含む都市流出水や下水道の溢水を減らし、五大湖の水質を向上させるグリーンインフラ事業を助成するもので、総額850万ドルが準備された。人口50万人以上の都市には最大100万ドル、人口10万~50万未満の都市には同50万ドル、人口5万人~10万未満の都市には同25万ドルを支援するとしている。対象となるのは、植物や土壌による自然の水浄化プロセスを利用するグリーンインフラで、公共財に導入されるもの。たとえば、雨水流出の影響を緩和する花壇や地下溝、生物湿地(バイオスウェル)、人工湿地、グリーンルーフ、透水性舗装などで、そのコストの50%が助成される。また、NGOや民間のパートナーとの連携が推奨されている。詳細な助成要件についてはEPAのホームページより確認できる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境
キーワード 環境修復 | 下水道 | 水質 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染物質 | 五大湖 | 水浄化 | グリーンインフラ
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