アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖沿岸の22都市に対し、「五大湖修復イニシアティブ」助成への応募を呼び掛けた。同イニシアティブは、汚染物質を含む都市流出水や下水道の溢水を減らし、五大湖の水質を向上させるグリーンインフラ事業を助成するもので、総額850万ドルが準備された。人口50万人以上の都市には最大100万ドル、人口10万~50万未満の都市には同50万ドル、人口5万人~10万未満の都市には同25万ドルを支援するとしている。対象となるのは、植物や土壌による自然の水浄化プロセスを利用するグリーンインフラで、公共財に導入されるもの。たとえば、雨水流出の影響を緩和する花壇や地下溝、生物湿地(バイオスウェル)、人工湿地、グリーンルーフ、透水性舗装などで、そのコストの50%が助成される。また、NGOや民間のパートナーとの連携が推奨されている。詳細な助成要件についてはEPAのホームページより確認できる。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 水・土壌環境 |
キーワード | 環境修復 | 下水道 | 水質 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染物質 | 五大湖 | 水浄化 | グリーンインフラ |
関連ニュース |
|