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 カリフォルニア州知事、2030年までに再生可能エネルギー比率50%とする法案に署名

発表日:2015.10.07


  アメリカ・カリフォルニア州のブラウン知事は、気候変動を食い止めるため、2030年までに州内の建物のエネルギー効率を2倍に高め、電力の半分を再生可能エネルギーでまかなうことを定めた画期的な法案、SB350に署名した。カリフォルニア州は、2011年には「再生可能エネルギーポートフォリオ基準」で州の電力の33%を再生可能エネルギー化する目標を打ち出すなど、温室効果ガス削減に積極的に取り組んできた。SB350はこれをさらに前進させるとともに、電気自動車の導入促進政策も明記している。ブラウン知事は、2015年1月の就任演説でSB350が規定する目的を発表するとともに、自動車の石油燃料使用を今後15年間で50%削減すること、暖房や鉱業からの汚染物質の排出を削減することなどを約束している。同知事は世界の自治体レベルの協力も先頭に立って推進しており、気候変動枠組条約は、同知事のこうした活動を、パリ会議での気候合意成立に向けた地域的リーダーシップの好例としている。

情報源 カリフォルニア州政府 プレスリリース 国連気候変動枠組条約事務局(UNFCCC) プレスリリース
国・地域 カナダ
機関 カリフォルニア州政府
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 電気自動車 | 気候変動 | エネルギー効率 | 建物 | カリフォルニア州
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