アメリカエネルギー省(DOE)は、太陽光エネルギーの普及促進に向けた官民学連携の取組「サンショット・イニシアティブ」の一環として、48プロジェクトに4,620万ドルを助成すると公表した。これらのプロジェクトを通じて、太陽光発電技術のコスト低減および信頼性や効率性の改善を目指した技術開発が進められる。今回の助成対象は、次世代型の太陽光発電技術の開発を行うための「発電研究・開発2:モジュールとシステム」と、初期段階の技術研究を支援するための「市場導入を目指した技術3」という2つの領域に属するプロジェクトである。前者には28プロジェクトが選定されており、2,050万ドルが助成される。後者に関しては、20プロジェクトに対し2,570万ドルが助成されるという。同イニシアティブを統括するディレクターのチャーリー・ゲイ博士は、「このイニシアティブは、これまでも太陽光技術のイノベーションを牽引してきた。これら48のプロジェクトは、太陽光発電産業を支える知見、人材、技術的解決策、研究をつなぐものだ」と述べた。