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 フランス、海岸線を守り沿岸のリスク防止のため海岸線に関する知識向上を計画

発表日:2016.02.03


  フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE)は、海面上昇と海岸線浸食の脅威に対応できるよう、沿岸の状況についての知識や情報を強化する方針を明らかにした。沿岸の現状と変化について切れ目のない詳細な情報を整備することが、今後の変化を予想し各地域の備えを固めるに不可欠であり、さらにリスク防止計画の実施や再生可能海洋エネルギーの開発可能性の決定にも役立つ。具体的には、1)フランス国土地理院(IGN)等が実施している沿岸域の詳細な情報整備計画(Litto3D)を支援。2)フランス気象庁等が実施している、本土・海外県の波浪や洪水の予測能力を高めるプロジェクトを支援。3)フランス本土の海岸線のこれまでの変化を示す初めての地図をウェブ上で公開。これは、海岸線の過去の変化を10万分の1のスケールで切れ目なく地図化するもので、従来の情報不足を埋め、地域ごとの研究を広域レベルで完成させる。4)沿岸の状況について既存の知識と新たなデータを統合し、沿岸の諸課題をまとめる取組を開始する。

情報源 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE)
分野 地球環境 自然環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | リスク | 海面上昇 | 沿岸 | 海洋エネルギー | 海岸線 | フランス環境・持続可能開発・エネルギー省 | MEDDE
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