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 ドイツ、新しい風力発電研究所を設立

発表日:2009.02.06


  ドイツのブレーマーハーフェンに本拠地を置く、風力発電の最新の研究拠点「フラウンホーファー風力エネルギー・エネルギーシステム技術研究所(IWES)」が、2009年2月6日、正式にオープンした。風力エネルギー研究の世界的な拠点となることを目指し、連邦政府とブレーメン州より計1690万ユーロの支援を受ける。IWESでは5メガワット以上の洋上発電設備の開発に着手。また、2009年中にカッセル太陽エネルギー供給技術研究所(ISET)を合併し、風力発電の電力供給システムへの統合についても研究する。2010年には世界最大級の施設で風力発電機のテスト等に携わるとともに、素材から電力網まで風力エネルギーに関するあらゆる分野をカバーする。また、ハノーファー大学やブレーメン大学等と協力し、基礎研究と応用研究の連携を図る。ドイツのガブリエル環境大臣は、ドイツの風力発電研究は既に最先端を行くが、IWESによって、さらに進展が期待できるとしている。なお、IWESは、実質的には2009年1月1日から研究を行っている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 洋上風力発電
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