ドイツ連邦環境省(BMU)のガブリエル大臣が、北海に建設中のドイツ初の洋上風力発電パークAlphaVentusを視察した。これは、洋上風力エネルギーの活用を目指して、同省が研究イニシアティブとして進めているもので、総額5000万ユーロの補助を行っている。この発電パークでは、既に、ボルクム島の沖合45キロ、水深30メートルの土台に、高さ150メートルの風力発電機5基を設置して電力を供給。2009年10月末までには、12基が稼働し、約5万世帯分の電力を供給する予定である。AlphaVentusはドイツにおける洋上風力発電の出発点。ドイツでは、2030年までに国内の電力需要の約15%、2万5000メガワットを風力発電でまかなうことを目指しており、既に、全体で約8000メガワットの発電容量を有する20基以上の洋上風力発電パークの建設を承認している。エムデンのバルト・エンジニアリング社は、5メガワット級の第1号機の発電機を完成させ、現在、400メガワット級の洋上風力発電パークの建設を準備している。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | ドイツ連邦環境省 | BMU | 洋上風力発電 | 北海 |
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