韓国に拠点を置く、アジア太平洋経済協力会議(APEC)気候センター(APCC)が、オンラインの気候予測支援サービスを開始した。このサービスは、世界の気象予報士及び研究者を支援し、途上国における気候予測を容易にすることを目的としている。このオンラインの「気候情報ツール・キット(CLIK)」は、APCCのデータベースから提供された気候予測データや情報を簡単に検索・利用することができるよう設計されている。さらに、気象予報士や災害管理者、研究者は、世界中どこにいてもログインでき、対象地域の気候を、季節ごとに経年で予測するといったカスタマイズも可能だという。このツールは、特に途上国において、気象災害の早期警告及び管理に大いに貢献すると期待されている。なお、APCCは世界気象機関(WMO)の活動やエルニーニョ情報等の季節予測にも貢献している。
情報源 | 世界気象機関(WMO) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 世界気象機関(WMO) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 世界気象機関 | WMO | 途上国 | 予測 | APEC | 気候センター | APCC | 気象予報 |
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