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 スウェーデン環境・エネルギー省、海洋の水質浄化に関する2018年の予算案を発表

発表日:2017.08.30


  スウェーデン環境・エネルギー省は、海洋の浄化のために2018年に6億スウェーデンクローナ(SEK、約82億6000万円)を追加する予算案を発表した。環境毒素の除去、海洋保護の強化、富栄養化の防止などを目的とする。具体的に、石油の流出などによって環境を汚染している多数の難破船の撤去のため10年間にわたり年間2500万SEK(約3億4500万円)投資する。海洋保護区については前回の投資によって1年間で保護海域の面積が領海の6.7%から13.6%に拡大し、2020年までに領海の10%以上を保護区にするという目標は既に達成している。ただし、保護内容を改善し、保護区を連結させるため、2018年に5000万SEK(約6億9000万円)投資する。その他、環境に流出する使用済薬剤の削減、栄養塩流出の防止などに予算を割り当てる。なお、海洋プラスチックごみ削減については2017年5月に2020年まで毎年1億SEK(約13億8000万円)超の投資を発表している。

情報源 スウェーデン環境・エネルギー省 プレスリリース
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境・エネルギー省
分野 水・土壌環境
キーワード 水質浄化 | 海洋 | 海洋保護区 | 栄養塩 | プラスチックごみ | 富栄養化 | 海洋ごみ | スウェーデン環境・エネルギー省
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