アメリカエネルギー省(DOE)のモニツ長官は、テキサス大学オースティン校で、現在の太陽光発電や集光型太陽熱発電の技術を発展させた、ハイブリッド型の太陽エネルギー技術の開発プロジェクト12件に計3000万ドルを拠出すると発表した。同国では、2013年の発電所規模のソーラー発電導入量が2.3ギガワットと過去最高を記録し、オバマ大統領は一般教書演説で、ソーラー分野における同国の主導的役割を強調した。今回の助成は、新たなソーラー技術の開発促進に向け、同省の高等研究計画局(ARPA-E)による、太陽光の最適な変換と利用を図るFOCUSプログラムを通じて行われる。助成対象となったプロジェクトでは、陽が射さないときでも低コストで高効率な太陽エネルギーの利用が可能になるよう、必要に応じて太陽光を電気に変えると同時に蓄熱し、後で利用する先進的な太陽エネルギー変換器や、不安定な太陽エネルギー源から熱と電気の双方が受け入れられる画期的なエネルギー貯蔵システム等を開発するという。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 太陽光発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | 太陽熱発電 | 技術 | 太陽エネルギー | 貯蔵 | 蓄熱 |
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