フィンランド環境省は、2017年に小売部門でプラスチック製レジ袋の使用が大幅に減少したと報告した。同省は、プラスチック廃棄物と海洋ごみの削減を目的としたEU指令を受け、2025年末までにプラスチック製レジ袋の年間使用料を一人あたり40枚に抑えることを目標にフィンランド商業連盟と協定を結んでいる。これは規制によらず企業と消費者の自主的取組によって目標を達成する同省初の試みだという。協定には1100企業以上が参加している。多くの小売店でプラスチック製レジ袋が有料化されており、大手スーパーマーケットのリドルでは店舗網を拡大したにも関わらずプラスチック製レジ袋の使用は20%減少した。2018年に入ってからもこの傾向は続き、ストックマン(百貨店)では1~2月にレジ袋を購入したのは顧客の30%にとどまった。同省とフィンランド商業連盟はマイバック持参を促進するキャンペーンを開始。持続可能な消費に対する意識向上も目的とし、袋の材料に関わらずできるだけ繰り返し使うことを呼びかける。
情報源 | フィンランド環境省 プレスリリース |
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国・地域 | フィンランド |
機関 | フィンランド環境省 |
分野 | ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | EU | キャンペーン | フィンランド環境省 | 海洋ごみ | プラスチック製レジ袋 | プラスチック廃棄物 | フィンランド商業連盟 | ストックマン | マイバック |
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