フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省のボルロー大臣は、エネルギーインフラに関する2020年までのロードマップを発表した。ロードマップは、電力、熱及びガスという3分野への複数年の投資計画で構成され、これにより、2020年までに、温室効果ガス排出量は2005年レベルから22%減少し、CO2換算で4億3700万トンになるという。また、再生可能エネルギーについては、生産量を2012年までに50%、2020年までに120%増加させ、エネルギーミックスに占めるシェアを23%に上げる。この他、電力分野では、既存の石炭火力発電所について、2015年までに半数以上を汚染の少ないガス発電に切り替えること、新規の石炭火力発電所はCO2回収・貯留システム(CCS)を備えない限り認可しないこととされた。また、熱分野では、地域熱供給網に参加する住宅を2倍以上にすること及びバイオマスによる熱供給を優先すること、ガス分野では、メタンの運搬・貯蔵・処理への投資を促進することなどが盛り込まれている。
情報源 | フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省 プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省 |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | CCS | CO2 | 二酸化炭素 | フランス | 温室効果ガス | バイオマス | エネルギー | ロードマップ | 石炭火力 |
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