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 世界資源研究所、世界の環境や社会経済状況の最新データを提供する情報プラットフォームを開設

発表日:2018.04.11


  世界資源研究所(WRI)等は、データの氾濫と既成組織への信頼の低下が問題化している現在、透明性と信頼性の高い情報プラットフォームが必要であるとして、ウェブサイト「リソースウォッチ」を開設した。同サイトは、衛星や地動センサーからのほぼリアルタイムのデータとデジタル技術を活用して、気候変動や自然災害から貧困、都市基盤、国家の安定度にいたるまで環境と社会経済状況に関する各種の動態データを視覚化して提供する。データセットを重ね合わせ相互関連を探ることで事象を総合的に把握できる。国連環境計画(UNEP)等国際機関、エディンバラ大学等教育研究機関、google等IT(情報通信技術)関連事業体、ナショナルジオグラフィック等科学啓発団体その他環境や社会に関するデータ収集・提供団体等30以上の団体が共同設立した。制限なく無料で公開されるデータインフラはオープンソースで自由に修正・利用できる。資金は、デンマーク、オランダ、スウェーデン各国政府等が提供した。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース リソースウォッチ
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 世界資源研究所 | WRI | 国連環境計画 | google | リソースウォッチ | エディンバラ大学 | ナショナルジオグラフィック | データインフラ
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