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 インドネシア政府と世界資源研究所、森林火災の監視と対応への新たなプラットフォームを開設

発表日:2014.07.22


  インドネシアREDD+庁と世界資源研究所(WRI)は、デジタルグローブ社、グーグル社等と協力し、森林火災と煙霧の監視と対応のための新たなオンライン・プラットフォーム「グローバル・フォレスト・ウォッチ・ファイヤーズ(GFWF)」を開設する。GFWFは、インドネシア政府の土地・森林火災監視システムの一部として公開され、火災場所の特定に有効な高解像度の衛星画像、リアルタイムの風向きや大気汚染、保護地域等の土地利用や営業許可地の地図などの豊富なデータと、ほぼリアルタイムの火災警報、火災跡の詳細地図作製などのツールを揃える。森林火災は有害な煙霧を招き、環境、経済、人の健康に深刻な悪影響を及ぼす。インドネシアの森林火災の要因は複雑で、農地の開墾や土地紛争によるものも多く、パーム油・木材・製紙会社などの営業地域内でも発生している。インドネシア政府は森林火災の監視、人材育成、執行強化などに取り組んでおり、WRIは、GFWFによって火災対応が迅速になり、違法野焼きのような犯罪の証明が容易になると期待している。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 自然環境 環境総合
キーワード 大気汚染 | 土地利用 | インドネシア | 世界資源研究所 | WRI | プラットフォーム | 森林火災 | 地図 | 衛星画像 | REDD+
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