国連環境計画(UNEP)、変わりゆく地球環境をGoogle Earth上で視覚化し、世界中の人々の意識を喚起

発表日:2007.07.20

国連環境計画(UNEP)のAshbindu Singh氏は、2007年7月2日に世界資源研究所(WRI)を訪れ、Google 社のソフトウェア「Google Earth」を用いたUNEPの啓発活動について話題提供した。具体的には、Google 社との協働により、UNEPの出版物「1つの地球、多くの人々:地図で見る私たちの変わりゆく環境」(One Planet, Many People: Atlas of our Changing Environment)の内容をGoogle Earthに取り込むことに成功。仮想の地球上を“飛行”しながら、急激な環境変化が見られる地点にズームインし、過去と現在の状態を衛星画像で比較できるようにした。例えば、極地や山脈での氷河の融解・後退、ラスベガスでの爆発的な都市域の拡大、アマゾンの森林破壊、米国ワイオミング州やカナダでの急速な石油・天然ガス開発、アフリカのサハラ砂漠以南での森林火災、中央アジアのアラル湖やアフリカのチャド湖の縮小などが確認できる。このプロジェクトは、複数時期の衛星画像をGoogle Earthに取りこんだ世界初の試みであり、2億人以上ものGoogle Earthユーザーが世界中の環境変化を眺めることができるという。この取り組みは、ディジタルアースに関する国際団体ISDE(International Society for Digital Earth)から2006年のGrand Challengesを受賞。その後、様々な公的機関によってGoogle Earth上のコンテンツを整備する動きが広がっているという。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境
自然環境
水・土壌環境
キーワード 世界資源研究所 | WRI | 国連環境計画 | UNEP | 環境変化
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